2023.09.22 Friday
命名「鳥になって」
数年間さをり織りのお教室にお世話になっていて
織り物をしておりました。
色とりどりの糸を組み合わせて自由に織っていいのです。
一つの織り物で違った表情を作ることができます。
飛行機に乗って旅をしていると空から遠くまでずっと畑を見ることがあります。
そのときまるで「鳥になって」いるようだなと思います。
編んだものの記録。
2023.09.22 Friday
数年間さをり織りのお教室にお世話になっていて
織り物をしておりました。
色とりどりの糸を組み合わせて自由に織っていいのです。
一つの織り物で違った表情を作ることができます。
飛行機に乗って旅をしていると空から遠くまでずっと畑を見ることがあります。
そのときまるで「鳥になって」いるようだなと思います。
2022.06.23 Thursday
このショールはさをり織りを編んでつないだ作品です。
さをりは私が織りました。
左右は違うさをりです。
原毛を入れてもりもりと立体的に織りました。
縮絨(洗って縮めます)すると固まってかわいい。
真ん中のオレンジと白が毛糸です。
かぎ針で編みました。
最初は真面目に編んでつないでいたんですが、
だんだん楽しくなって、勢いがついてきました。
できあがって夜のようだったり、
雪の積もった原っぱのようだったり、
そんな景色の中を
このショールを巻いて歩いていくような厳しさと強さが思い浮かんだのです。
このショールはつくば展示でゆりこさんのものになりました。
ゆりこさんはギャラリーのオーナーです。
設営中から心を奪われ最終日までずっと我慢していたそうです。
作品というものは行くべきところに行きます。
大丈夫。
2021.08.31 Tuesday
長い長い友達。
毎年編み物をお誕生日に贈っています。
今年のリクエストはショールでした。
かぎ針で編みました。
ちょっと工夫して、首を温めるようにもできるようにしました。
届いたあとでボタンをどこにはめるのかという問い合わせあり。
たしかに難しい。
パズルみたいなショールになりました。
今回はちょっとぜいたくに野呂英作のシルクコットンです。
世の中にはまだまだ私の知らない毛糸や綿糸があります。
縁がないと思っていたけれど、情報や知識として知っていると「あれ、使いたい!」っていうときが来ます。
2020.04.07 Tuesday
昨年12月に銀座の果でとある骨董屋さんの前を通りかかりました。
表には着物の端切れが出してあって、それに心を奪われてしまいました。
すると中から店主の方が出てきて、中もどうぞといってくれました。
中は着物ワールドでした。
私は着物に興味がないのですが、そのときは着物というよりも
端切れの宝の山に見えたんです。
そして、店主の方と会話しながら布を選んで、お金を払ってお店を出ました。
私はそのあと友達の展示を見に行ったんです。
着物の端切れは部分的にかけていたり、小さかったりします。
しかし、着物の時代、模様の意味、どこに使われていたか、
なぜこの色なのか、だれが着るのか、たくさんのメッセージが詰まっています。
この「青と緑と細雪」のショールは
布の欠けているところを編み物で補い、全体としてショールになるように
作りました。
色も、編み方も、
元の布に合うようにアレンジしました。
布は絹です。
光沢があり、肌触りもうっとりするようです。
毛糸の部分はシルクモヘアとカシミアです。
こんな組み合わせ、これまであったでしょうか。
この絞り、すばらしい。
絞りの細工の糸がまだたくさん残っていました。
私はこれがきっかけで日本の布にぐぐっと興味ひかれていきます。
ハサミを入れないように布を表現に使うことを考え始めました。
2020.03.05 Thursday
長らく更新が途絶えておりました。
2019ー2020シーズンを無事に終えました。
私の展示やワークショップに参加していただいたみなさま、ありがとうございました。
気にかけて下っているみなさま、ありがとうございます。
これまでの作品を少しずつ掲載していきます。
すでに手元にないものもありますが、記録のために掲載いたします。
この半円ショールは編んでいるうちにどんどんド派手になっていくという傾向があります。
派手だからこそ「隠れみの」という名前にしました。
以前作った半円ショールにフェルトのリボンを付けてアレンジしました。
どれだけ多くの色の毛糸を使ったことか!
編み始めはこんなにシンプルな色合いでした。
このショールはダブルフックアフガン編みという方法です。
ざっくりと編んでいくのでどんどん進みます。
長い糸で最後まで編んでもいいですが、短い糸をどんどんつないでいくのも楽しい。
いつかマントくらいの大きな物を作りたいんです。