日時:2024年2月17日(土)〜 (終わりは未定)
月〜土 11:00〜21:00
日祝日 11:00〜18:00
展示場所: The Burger Shop 馬喰町店 地下
東京都中央区日本橋横山町4−10大原第5ビル
ワークショップをします
日時:2024年2月29日(木) 18:00
内容:編み物をしたり、お直ししたりしましょう。
靴下や手袋など穴のあいたものをお持ちください。
参加費:3000円 お食事+ワークショップ代
お飲み物は別途お好きなものをご注文ください
魅力的なメニューです
じっくり考えて注文しましょう
予約お待ちしております
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今年もよろしくお願いします
島根県浜田市のこうえんさんで絶賛「ニットリサ展」開催中です。
新しい作品を送りましたのでお知らせします。
版画も展示しています。
赤いものもあれば、
白いものもあります。
シャイな店主が接客しております。
のぞいてみて話しかけてください。
楽しいですよ。
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こちらのサイトにて通信販売と遠隔投票ができます。
よろしくお願いします。
この帽子はシルクとモヘアと羊毛でできております。
題名は「心臓」としました。
今年のはじめに同級生を亡くしました。
ほんとに突然のことでした。
たくさんの友達に連絡して、亡くなった時のことを教えてもらったり、お葬式のことも聞いたりしました。
今でもときどき思うんです。
まだ生きてるんじゃないかなって。
LINEにメッセージ書いたら返事が来るんじゃないかなって。
このコンペに参加すると決めたはいいけれどなかなか作品が作れませんでした。
そのことをいつもお世話になっているギャラリーの方にほろりと話したら、
誰かのために作ってみたらいいんじゃないっていってくれました。
ならば、亡き友のために作ろうと作ったのがこの帽子です。
心臓が動くように、鼓動が聞こえるような帽子です。
亡きあゆみのために。
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タイトル:タツコン超 GALLERY龍屋 20周年記念企画
日時:2023年12月9日(土)〜12月23日(土)
11:00〜18:00
場所:GALLERY龍屋
488−0007
愛知県尾張旭市柏井町公園通542
私は植物園のSoul(魂)です。
今回も帽子を出品しています。
会期が始まりましたらネットでも作品が公開されます。
ぜひご覧ください。
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毎年私の作品を展示してくれています。
今年も始まりました。
場所:島根県浜田市三隅町 キヌヤサンプラム しゃしん屋こうえん
時間:冬の間
タイトルは練馬展示から取ってくれたようです。
コメントもおもしろい(同級生が考えてくれました)。
今回作品の他に、洗う前の羊毛(匂います)+洗ったあと+紡いだ毛糸を展示しています。
かわいく展示してくれていて感激。
おまけで版画も展示してます。
ちょっと恥ずかしがりやな店主ですが、話しかけてみてください。
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ちょっとドラマみたいなことを考えてみたんです。
おしゃれしてでかけたはいいがなんかうまくいかないことがあったりして
(お財布なくすとか。)
(友達とうまくいかなかったりとか。)
(電車で嫌な思いしたりとか。)
そんなときにばったり友達といえないまでも知り合いの人にあったりして、
どうしたの元気ないけど、みたいなこといわれて、
思いがどばーーーーってあふれて、
大丈夫、ちょっと座る?みたいなことになって、
「お願い、朝までいっしょにいて」
みたいなこと、若いときにあったようななかったような。
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袖だけ(緑の部分)編んでその後どうしたらいいかわからなくなって
しばらくそのままになっていました。
個展が近くなったあるとき、
はっとアイディが降ってきて
ボディの部分のうろこを編んだのです。
そしたらもう楽しくて楽しくて
一気に表も裏も出来上がりました。
あとは首の部分にイタリアで買った濃いピンク、
袖の部分もイタリアで買ったサーモンピンクを編み足しました。
イタリアで毛糸を買ったのはProcida島だったので
「南のプリセンス」と名付けました。
未来を拡張するように編む、
初めて銅版画をしたときに作ったものです。
私の編み物活動はこの言葉そのものです。
私の未来を切り開いてくれました。
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タイトル:「おうちへかえろう」
日時:2023年11月17日(金)〜21日(火)
10:30〜17:30(最終日は17:00)
場所:windfall gallery
617−0002
京都府向日市寺戸町東ノ段9−14
前日在廊いたします
編み物、糸紡ぎ、お直しのワークショップを行います
随時受付ます
お食事やお茶もできます
18日の夜は「よるのかい」を行います
会費は1500円
お食事とワンドリンクが付きます
長い夜を楽しみましょう
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動物園、植物園、水族館がテーマで、選んで作品を制作します。
私は植物園を選びました。
帽子も、植物たちも手編みです。
かぶることのできる森です。
ほんとになったら楽しいだろうなと制作しながら思っていました。
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なので、このバッグがお買い上げいただいたときのことを書きます。
とある織り物のクラスで知り合ったかが個展に来てくださって
このバッグに一目惚れして買ってくださいました。
いろいろな青や黒を使って編んだバッグです。
ときどき見てくださった方が「なにを入れるんですか」とか「大したものが入らない」という
感想をいただくことがあるのですが、
それは持ち主になった方が自由に決めればよくて、
ときになにもせず飾っておくだけでもよいのではないかと思うのです。
実はこのバッグは中に裏布をつけておらず、
そのことを買ってくださった方に話したら
それは自分でつけます、それが楽しみですと答えてくださいました。
私の作るものは実用的なものが多いのですが
持ち主になった方がもっとアレンジできるような「余地」みたいものもあってもいいし
経年劣化のような楽しみ方もあると思っています。
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タイトル:タツコン超プレ企画展「龍屋動植物水族館」
日時:2023年10月28日(土)〜11月5日(日)
11:00〜18:00
場所:GALLERY龍屋
488−0007
愛知県尾張旭市柏井町公園通542
私は植物園のテーマで、帽子を出品しています。
私の作品も見ることができます。
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おそろいのハンドウォーマーを編んでみました。
セーターのときと色の幅が違うのでちょっと違った印象になっています。
今年の秋冬におそろいで身につけてくれるかもしれません。
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毎年クリスマスにプレゼントを送ってくれます。
そして私はお返しとお誕生日のプレゼントの意味を込めて
編み物リクエストをいただいて編んでいます。
直ちゃんを温めてくれているといいな。
作品を送るときにいつも絵を描いています。
きっと郵便屋さんも届いた方も驚いてしまうと思いますが
絵を描くことが私の息抜きでもあります。
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友達と通信してたり、
編み物に没頭してたり、
本を読んでいたり。
気がつくとすごい時間だったり、
外が白んできたり、
なにかを配達している音が聞こえたり。
一回寝るか、
寝ないか。
散歩に行っちゃう?
始発に乗っちゃう??
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京都でお世話になっているアートディレクターが告知していたので
私も参加してみました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、小さなつぶつぶを使うことがテーマです。
このつぶつぶはコクヨのファイルの廃材なのです。
これを使ったアート、つまり廃材アートの公募展「Punch」でした。
毛糸もちょっと登場させてみました。
制作に時間がかかりましたが、おかげで高田雄平賞をいただきました。
アートディレクターが私の作品を評価してくださったのです。
私はこのとき、自分の居場所を見つけたような気持ちになり
とてもうれしかったです。
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お会いするのはほんとに久しぶり。
手袋の依頼を受けました。
写真では見えませんが二重になっていて
(以前イタリア語の先生がdoppioという言い方を教えてくれました)
それがカシミアの糸で作ったので
もこもこのふわふわなのです。
冬を楽しんでほしいなと思います。
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と同時にバドミントン部にも所属していました。
バドミントンは大学で始めたのであまり上手にならず、
途中で練習に行かなくなりました。
その時にいっしょだったのがはるえさん、私ははるちゃんと呼んでいました。
個展「らぶと絶望」にはるちゃんが来てくれました。
思いがけない友達の登場に驚きと喜びでいっぱいになりました。
はるちゃんはピンクが好きでした。
今でもピンクが好きということでリクエストいただきました。
これが出来上がったのが春だったので
まだ活躍できていないかもしれません。
お互い冬が待ち遠しいです。
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私はアイピローを初めて聞いたので驚きました。
もう何年も前の話です。
今年「あ、編み物で作れるかも」と思い立ち、
まだ作っていいかと聞いてみたのです。
問題は大きさと重さです。
なんたって寝るときにするのですから、重すぎてはダメでしょう。
見えないとはいえかわいい方がいいなと思い、ピンクや黄緑や水色の毛糸を使いました。
その後バイト先でアイピローの話になりました。
男の人も使っているということがわかり、驚きと広がりを感じました。
もっと作ってみようかな。
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柔らかい色が好きな方、
強い色が好きな方、
強弱の起伏のある色が好きな方、
自分が思ってもみない色に心を奪われる方。
自分で選べるようにしたらおもしろいんじゃないかと思って
たくさん準備してみました。
この実験を京都と東京でしました。
今年もするかもしれません。
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首の周りってあごのところでV字型になっているよなあと思って
工夫したのがこの作品です。
こうして写真を見ると光り輝いているように見えますね。
下のところは姫の着物の裾のようになっているし。
全体の色もかわいくて「かぐや姫」という名前にふさわしいし。
なによりこの角度が「かぐや姫」の見つかった竹の切り口のようです。
私は学生時代「古文献講読」という授業を履っていました。
なにか大きな授業の裏コマで人数が少なく、専門的でした。
毎時間必ず当てられるのでたいへんでしたがとても楽しい授業でした。
学期ごとに先生が変わるのですが、最初の学期は国語の先生で教材が「竹取物語」でした。
続き文字で書かれた竹取物語を続き文字の辞書を引きながら読んでいくのです。
大好きな授業は金曜1限だったと思います。
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肩にまで届くようなものを編みたくなりました。
編んでいて、なぜか突然白い羊の毛が現れて。
それで「金星」という名前にしたんですよね。
あちこちにいろんな色が出てきて、
夜明けの金星のようかもしれない。
なにかを見てなにも感じない人もいる。
なにかを見てなにかを感じすぎる人もいる。
ときどき深くそう思います。
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タイトル:KnitLisa「眠くなるニット」
日時:2023年11月3日(金)〜9日(木)
6日(月)、7日(火)定休日
11:00〜19:00(最終日は18:00)
場所:BEANS'Act(ビーンズアクト)
176−0001
東京都練馬区練馬1ー33ー14
在廊日は、3、5、9日の予定です。
コーヒー豆を販売しているお店です。
お店の中はいつもとってもいい香りです。
遊びに来てください。
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密林の奥を分け入っていくと堂々とそしてたわわに実った果実がなっているのです。
部分的に熟れてきているそんな「あかい果実」です。
ちょっと毛が生えている感じも果実っぽいです。
どんな洋服に合わせてくれるんだろうとわくわくします。
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私は編み物を始めて特にこういうことが多くなりました。
なんていい思いつきなんだ、「ナイスアイディア」です。
手で紡いだ糸のもっさりとした感じがよく出ています。
自分のものにしたいくらい好きな帽子です。
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みなさん遠くにお住まいなので、近所の方にお願いしてお手伝いしてもらうこともあります。
その方に靴下の依頼を受けました。
いつもおやつを差し入れてくださったり
様子を見に来てくださったり。
ギャラリーのおかあさんのような方です。
エレガントな青や緑のこの毛糸、何度も使っています。
気に入っていただけたらいいなと思います。
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おかあさまとおばさまのための帽子です。
おふたりの色の好みを教えてもらって編み始めました。
手紡ぎ糸はスピンドルに巻き取れる長さしか作れないので小さな玉をいっぱい作ります。
そして色のバランスを見ながら編みつないでいきます。
こちらがお母さまのだったでしょうか。
お会いしたことはないけれど、とっても明るい方で
たくさんの方を愛で包んでくれるような方でした。
でした、というのはこのあと亡くなられたのです。
ずっと入院しておられました。
一度お会いしたかったなあと思います。
大いなる愛、惜しみない愛。
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ゴム編みのまま徐々に小さくしていくのですが
模様みたいにしつつ矛盾なく編みたいと考え、
今回「納得」できる帽子ができました。
反対側はこんな感じ。
かぶってみると模様が筋のようになってきれいです。
縁のピンクが美しい。
かぶるととんがります。
色の組わせも納得です。
なかなかこの感覚味わえないのです。
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太かったり細かったりするところです。
紡ぎを始めたばかりのときは均一な太さにしたくなりますが
そうじゃないということに気づくととたんに楽しくなります。
そして生まれたのが「ぽこっ」です。
飾りでもなんでもなく、毛糸が太かったというだけの膨らみです。
太かったり細かったり、
もけもけしたり
マーブルだったり
濃かったり薄かったり。
いろんな景色の「ぽこっ」で手首を温めてください。
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いつも色合いをどうしようか考えます。
同じもの、全然違った感じ、リンクする感じ。
このふたつはどうでしょう。
藤色といっていいのか。
瑠璃色といっていいのか。
どちらも私が染めたものです。
色の出方は偶然なので同じものはもう作れないのです。
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たくさんのマフラーが旅立っていきました。
ひとつの作品の中で色や模様で遊ぶことができるのがマフラーのよさではないでしょうか。
しかし重さも重要で、身につけることを考えるとなるべく軽くしたい。
あれこれ考えながら模様と長さを決めていきます。
プリーツのようになる編み方がとても好きで、
凹凸を交互に組み合わせました。
エメラルド色の毛糸ってなかなかありません。
これは名前で残しておかねばと思い「エメラルド」という名前にしました。
ほんとに美しい毛糸でした。
もう手元にない作品なので、端っこまで愛でておきたい。
毛糸はメーカーの定番のものもありますが
一度別れたらもう二度と出会いないものがたくさんあります。
一期一会、ほんとうにそうなんです。
またいつかエメラルドに会えますように。
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これまでいろいろな紺を作ってきたけれど、セーターはまだでした。
首元で遊んでみたくなり、ピンク、オレンジ、薄いブルー。
ちぐはぐに思えたけれど、完成したらとても楽しくなりました。
「刺激的紺」になりました。
手首にも少し。
裾は紺。
どこでどれだけ遊ぶか、
もうそれは自由に、好きなだけ。
もう紺の原型をとどめていないほど施してもいいんじゃないかと思います。
もっと刺激的に。
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途中で気が変わることもあります。
もちろん途中で毛糸が足りなくなることもあります。
模様もどうするか考えます。
シンメトリーかアシンメトリーかも考えます。
巻いたときに色がどういうふうに出るかも考えます。
自分が見えるところがどうなるかも考えます。
考えながら編むことはすべて楽しいです。
赤から編み始めて、「赤の果てに」黒を持ってきました。
この作品の持ち主が男の方でもかっこいいなと思います。
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だから、みっちりした編み物はもういらない時期です。
だからすきまのいっぱいあいた、ちょっと飾りに近いマフラーにしました。
編み物では丸い形(モチーフといいます)をたくさん編んでつなげる方法があります。
モチーフ編みといいます。
これはそれをちょっと発展させて、全部を続けて編む方法で編んでいます。
秋に見ると秋の色に見えます。
春に見るからミモザなんだなと思います。
ところどころ変則になっているのは
私が間違えたからなんです。
編み物をしているといろんなことがあります。
間違えるもよし、やり直すのもよしです。
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好きな色でいつかいいものを編もうと考えていたのです。
マフラーとは長く、そして細かい道のりです。
それはもう何百段なのです。
久しぶりに会った友達に「またいつか絶対会おうね」って言い合うことってありませんか。
いつになるかわからないけれど、絶対に。
「絶対再会」、この名前が本当になったんです。
この作品をお買い上げいただいた方はそのギャラリーで初めて展示をしたときに
お隣で展示をした方でした。
私に会いに来てくれて、この作品を見つけてくれたのです。
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首から肩や胸のあたりまで温めてくれます。
「多面体」という名前にしました。
ブリオッシュ編みもしくはイギリスゴム編みという編み方です。
筋を分割するように増やしていくと広がったような模様になります。
編み物の大きくしたり小さくしたりが自在な技術が好きです。
首から編み始めて広げていったんです。
こちらが裏側。
実は2種類の毛糸で編んでいるので、違った雰囲気を作ることができるんです。
ピンクっぽい糸と紫っぽい糸が「多面体」という名前の由来です。
実はこの毛糸で最初スカートを編んだんです。
引き返し編みの練習で作ったんですが、そのあとどうすることもできずお蔵入りしていました。
ブリオッシュ編みの作品を作ろうと思い立ち、そのスカートをほどきました。
そして生まれ変わった作品が「多面体」です。
ブリオッシュ編みはまだまだ可能性がある技術だと思います。
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京都の日本画家・不一さんが「強いおんなのこ」というデザインをしていて
赤いワンピースを着た少女がトラのマスクをかぶっているんです。
女の子が強さを強調するって案外ない。
もしかしてできないのか。
更にかわいいっていっていいのか。
そんな矛盾のような希望を叶えたくてこの名前にしました。
山形のニットクリエイター栂瀬真さんが考案した菊編みです。
たくさんの糸を束ねておおらかに編んでいきます。
こちら側は緑です。
どちらを前にしても着られます。
植物のようにも
苔のようにも
水中植物のようにも見えます。
自分がどんな自分になりたいか、
少し先の未来だったり、
もっと先の未来だったり、
時間をかけて実現したいと思うようになりました。
背を高くしたり、若返ったりすることはできないけれど、
ちょっと体力つけたいなとか、
イタリア語もうちょっとわかるようになりたいなとか、
宇宙のこともっと知りたいなとか
そういうことです。
そういうことなんです。
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私の仕事先のボス(当時)のジーンズを直しました。
とても大きなもので展示していて迫力がありました。
長いものはまるで洗濯物のように、
南イタリアのように展示しました。
今回の小さなテーマ、羊毛についての説明です。
左から「洗ったもの」、
瓶に入っているのが「刈った羊毛」(匂いがするので密閉)、
小さな毛糸玉ふたつが「染めて紡いだ毛糸」
です。
おもしろかったのは瓶の中の羊の毛をかいでみても
何も感じない人と、羊の匂いを激しく感じる人がいたことです。
ここからは少し私の版画を紹介します。
この展示の少し前に版画を習い始めました。
左がドライポイントです。銅板にニードルで絵を描いて、油性のインクで刷ります。
右はモノタイプです。アルミ板に色を載せてそのまま刷ります。
このときは黄色に夢中でした。
ちょっと濁った色が集まっています。
版画、特に今回展示したドライポイントは、とても具体的に表現できます。
例えば字を書くとか、絵も詳しく描けます。
編み物で何かを表現しようとすると色や形になります。
この対極な感じが気に入っていて今に至るまでたくさんの版画を作っています。
2023年度も引き続き展示していきたいと思っています。
今回「らぶと絶望」というテーマで展示しました。
私が昨年いろいろな病気になってしまい、それがきっかけで人間関係が壊れたり、
創作活動が続けられなくなって絶望の淵に立ちました。
なんとか日常生活が取り戻せるようになってきて、あらゆるところから
小さな「らぶ」が届き始めて、また創作に戻ってこれました。
(人間関係は元に戻らなかったものもあります)
多くのお友達、ギャラリーのお客さま、私が存じ上げない方、
たくさんの方に来ていただきました。
本当にありがとうございます。
まだまだ若輩者ですが、これから多くのらぶを受け取ったり探し求めて
創作を続けてまいります。
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こうしてみると祭壇のように見えます。
赤い作品で埋め尽くされてます。
私はこの「ミモザ」が大好きなんです。
真っ直ぐではない形、続けて編んだモチーフたち、ミモザを思わせるちょっと変わった黄色。
この唯一無二の作品にピッタリの方がいつか、必ず、現れるんです。
紫と紺から黄緑とオレンジに変化していくところに
ちょっとした品性のようなものがありました。
思わぬ形で完成したセーター。
今回の個展で主役になりました。
こちらのふたつも存在感があります。
編みかけやワークショップの素材、洗っていない羊毛、
私の版画もあります。
作品もありますが、ディスプレイ用のものもありました。
片方だけの手袋をご消耗の方が現れてたいへん驚きました。
作品の並びって不思議だなと思うこともしばしば。
大人っぽい雰囲気あります。
私は洋服を作ることはできないけれど
ときどきワンピースに仕立てたり
袖を付けたらいいなと思うことがよくあります。
続きます。
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少しずつレポートしていきます。
タイトル:KnitLisa「らぶと絶望」
日時:2023年2月7日(火)〜12日(日)12:00〜19:00
場所:小伝馬町ルーニィ
左奥に熊手が見えますね。
それと匹敵するくらい堂々としたらセーターの左右の腕たちです。
お客さまを迎えてくれます。
昨冬はこのふたつが大活躍してくれました。
「AMORE e DISPERAZIONE」はイタリア語です。
英語じゃないし伝わらないかなと迷ったタイトルですが、
私にとって大切な言語なのでこれで行くことにしました。
このバッグたちずっと展示に持って行ってます。
だれがなんといおうと私は好きなんです。
この黒と青のバッグはお嫁に行きました。
お裁縫ができる方がご自分で裏地をつけてくださることになりました。
私の作った銅版画とモノタイプも展示しています。
この展示の直前に始めたものですが、とにかく自分のワールドを欠けることなく
作り上げたかったのです。
ここで展示をするのは3回目でしょうか。
ここで知り合った方が来てくださったり、
同級生が来てくれたり、
版画で知り合った方も来てくださいました。
もったいないご縁です。
いつも出雲の神様たちに感謝しています。
つづく
]]>たくさんの袋を作ってきました。
これは作品をお買い上げいただいたときに持ち帰ってもらうものです。
紙袋やビニールではちょっと悲しいなと思い、
展示の最初からずっと作っています。
巾着のようにしたり、
コントラストのある色どうしを組み合わせたり、
いつも展示の前は忙しいのですが
この袋たちを作るのが展示の最後の準備でもあり楽しみでもあります。
]]>
疑り深く注文したのですが、食べてみるととってもおいしくて、
これはちょっとした発明なんじゃないかと思ったほどです。
この作品を編み上げたとき、桃でスープを作るっていいんじゃないか、
きっと疑いが一瞬で晴れて、もう一度食べたくなるんじゃないかと思ったんです。
桃もピンクやオレンジがありますし、
とうもろこしのスープといっしょに盛り付けていただいてみたい。
黄緑のコートに合わせるなんてどうでしょうか。
]]>
「深夜漂流」、自分でもよく付けたなと思います。
羊のくせ毛がそのまま作品に残せるのは手紡ぎのよさです。
夜に遠くで光が揺らいでいる、
例えばイカ釣り漁船とか、
工場地帯とか。
この作品を身に着けた人に私はもう一度会えるのでしょうか。
]]>
たくさんの色を詰め込んだので「プリン ア ラ モード」です。
ベルトは手芸店に買いに行きます。
リボンのような太いものは立体的になります。
手持ちの余っている毛糸をどんどん繋いでいます。
日頃荷物が多いですが、これだけを斜めがけして、
ランチを食べに行くのもいいんじゃないかなって思います。
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細いもの、太いもの、
柔らかいもの、ちょっとごわっとしたもの、
毛羽立ちの多いもの、少ないもの。
「大陸横断」は色と柔らかさで表現してみました。
大陸の向こうとこちらでは気候も文化も違います。
使っていくうちに柔らかさが持ち主になじんでいくと思います。
小伝馬町での展示のとき
大学のときバトミントン部でいっしょだった同級生が来てくれました。
ほんとに久しぶりに会ってとってもうれしかった。
このマフラーを見て「ピンクのを編んで」とリクエストをもらいました。
彼女いつもピンクの何かを身に着けていた、と思い出したんです。
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久しぶりにこの藍のセーターを展示いたしました。
写真からこの作品を見るだけでも藍が匂い立つように感じます。
わかりにくいですが、編みかけの腕がふたつあります。
重なるように展示しています。
この作品たちはこのあと神戸のホテルで展示されました。
展示の様子はリンクを見てください。
ちょっと夢のような映画の中のような世界です。
昨年の夏から秋にかけて体調を崩して、出かけることも編むこともできなくなってしまいました。
そんな中京都のギャラリーの方に「また今年も」と声をかけていただきました。
遠くの友達も励ましや愛をたくさんもらってほんとにうれしかった。
だんだん元気になって展示を開催することができました。
この展示は「遠クハナレテイテモ」というタイトルにして
距離を超えた気持ちのつながりを表現いたしました。
お越しくださったみなさん、ありがとうございます。
気にかけてくださったみなさん、ありがとうございます。
また今年もお会いしましょう。
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今回はマフラーの展示が多かった。
靴下もセーターもそうですが、中毒性があるといいますか
続けて編みたくなるのです。
このベストもギャラリーに彩りを与えてくれました。
どの作品も単色ではない、シンメトリーでもない。
私のテーマの一つでもあります。
自分で作った一文ですが、ときに私を支えてくれます。
ワークショップもしました。
ピンクと赤しかないテーブルでした。
このあとずっとだれかを温め続けてくれているでしょう。
お花をいただいたのです。
ケイトウに毛糸を巻いてくださったのです。
美しいです。
今回もたくさんの方、たくさんのお友達が来てくれました。
夜にはパーティもしました。
ほんとに楽しい時間でした。
あと少しレポート続きます。
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日時:2022年11月18日(金)〜22日(火)10:30〜17:30
場所:京都向日市windfallギャラリー
タイトル:「遠クハナレテイテモ」
季節が変わるどころかあと少しで一年たってしまうけれど
忘れないように記録しておきます。
まだ手元にある作品もありますし
このときやこの次の展示で旅立っていったものもあります。
作品の合間に版画を忍ばせてみました。
今でこそ「トミー・ジョン」がなにかご存じの方も多いと思います。
染めた羊毛たちと紡いだ毛糸たち。
いつもディスプレイしていて心強いものたちです。
中央は私の直したジーンズです。
両側を阿吽のように守ってくれているマフラーたち。
続きます。
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私がいつも旅をしているイタリアの島、
プロチダ島で犬や猫が道案内をしてくれることがあります。
前を後ろを歩いてこちらを気遣い、
行きたい先(なぜ知っているのか)までゆっくりついてきてくれます。
靴下のこちら側とあちら側で感じが違います。
生き生きとした島の美しさも見えます。
静かな感じもあるかもしれません。
島の海も入っているかもしれません。
編み物は編む方法や毛糸の色で表現できます。
そういうことも伝えていきたいです。
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織り物をしておりました。
色とりどりの糸を組み合わせて自由に織っていいのです。
一つの織り物で違った表情を作ることができます。
飛行機に乗って旅をしていると空から遠くまでずっと畑を見ることがあります。
そのときまるで「鳥になって」いるようだなと思います。
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名前は「回転木馬」です。
フィレンツェの大きな広場にメリーゴーランドがあります。
長い歴史のある広場、古い石造りの建物、たくさんの観光客、行き交う人々。
その中でメリーゴーランドは輝いています。
雨上がりの夜が最も美しいと思います。
石畳に溜まった水のすべてにメリーゴーランドの光が写ってるのです。
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今住んでいる神奈川県を編みました。
色が美しい。
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この一年に作ってきたもの、直してきたものを紹介します。
バイト先の方からジーンズのお直しの依頼を受けました。
本当のダメージとダメージ加工が混在しております。
私はジーンズのメーカーなど全然わからないのですが、
とても柔らかい生地でした。
直していてまた破けていくかもしれないと思いましたが
それが「育てていく」ということなんだと考えるようになりました。
自由にやってよいという伝言でしたので
かわいく直しました。
お返ししたあと履いてくださっていたとのこと。
うれしいです。
いつまでも履いていただきたいです。
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日時:2023年9月8日(金)〜18日(月)
10:30〜17:30
場所:京都・向日市windfallギャラリー
展示:「ADE」(あで) 40歳以上円熟で輝く芸術家の展覧会
私の出品作品はスカートと銅版画です
初めて銅版画を作品として世に出しました
うれしい、とってもうれしいです
たくさんの作家が参加しています
京都に行けないのが残念です
作家も見に来てくれる方も楽しんでいただきたいです
ご飯もお茶も楽しめるギャラリーです
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タイトル:2023夏のアートワークショップ4days場所:windfallギャラリー
京都府向日市寺戸町東ノ段9-14
070-2428-2707
内容:お直しをいっしょにしましょう
日時:2023年8月5日(土)
1)10:45
2)13:30
各1時間30分
参加費3000円
ご予約お待ちしております
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タイトル:新丸子羊の会
場所:Daze&easyレンタルスペース
内容:編み物、糸紡ぎ、お直しをいっしょにしましょう
日時:2023年7月19日(水)13:00〜15:00 残り1席
日時:2023年7月23日(日)13:00〜15:00 残り3席
ご予約お待ちしております
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場所:
530−0046
大阪市北区菅原町10−24
ジーニス大阪103−2
みつ葉
Punchというタイトルの公募展です
コクヨのファイルを作る過程で出るPunchされた丸い廃材で作品制作された作品の展覧会です
私の作品の名前は「壊れていく私直していく私」です
アートディレクター高田雄平賞をいただきました
うれしいです、とってもうれしいです
どううれしいかというと、私がこの世にいてよいといってもらえたという喜びです
お知らせをいただいて数日たっていますが、何度思い出してもいつも同じ感覚でうれしいです
作ってよかったです
参加してくよかったです
この喜びはずっと続くと思います
もしこれを読んでくださった方でお近くの方はぜひ遊びに行ってください
他の作品もすごいです
ーーーーーーーーーーーー
選評いただきました
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ーーーーーーーーーーーー
(私の名前が間違っているけれどそのまま載せました)
「安定感のある存在感」ここ一番うれしいです。
ありがとうございました。
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タイトル:新丸子羊の会
日時:2023年6月21日(水)13:00〜15:00
場所:Daze&easyレンタルスペース
内容:編み物、糸紡ぎ、お直しをいっしょにしましょう
定員:5名
今回はすでに定員に達してしまいました
ごめんなさい
7月以降も定期的に開催の予定です
またここでお知らせします
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タイトル:「らぶと絶望」
日時:2023年2月7日(火)〜12(日)
12:00〜19:00
(最終日は16:00まで)
東京都中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館4F
TEL & FAX 03-6661-2276
全日在廊します
ワークショップもします
編み物と紡ぎとお直しです
お時間ありましたら遊びに来てください
お待ちしております
ちょっと恥ずかしいけれど紹介の動画、載せておきます。
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タイトル:福住ニューオアシス
日時:2022年12月17日(土)11:00〜19:00
場所:福住会館(江東区福住1-3-8)
chaabee(江東区福住1-11-11)
南インド料理、コーヒーやおやつ、おいなりさん、指圧、
布小物、藍染などいろんなお店が出ます。
私も片隅で編み物を販売します。
遊びに来てください。
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@ART神戸 28室のGallery
ホテル北野六甲荘×@ART神戸
日時:2022年11月26日(土)27日(日)
11:00〜19:00
場所:ホテル北野 六甲荘
〒650−0002 兵庫県神戸市中央区北野町1−1−14
この展示はホテルの各部屋に作家の作品を展示するという形式です。
私はwindfall Galleryの一員として展示させていただきました。
ちょっとミステリアスな感じ。
間違えて入ったら怖いな。
私の藍染めのセーター「青いマグマ」と椅子の上の「右腕」、
染めた羊毛たちも見えます。
今まで自分が展示した中で一番美しくセーターが存在してます。
腕の作品もけだるくていい感じです。
豪快な織りの作品は中村えいこさんです。
このライト、なんかいいな。
鈴木マヤ子さんというマトリョーシカの作家さん。
ちょっと怖くてかわいいのが不思議でいいです。
2日間という短さだったけれど、windfall Galleryファミリーとしては
足跡が残せたのではないでしょうか。
私を含めてこうした一つ一つのことが功績として残り、
成長につながっていくんだということがよくわかりました。
招いていただきありがとうございました。
見てくださった方ありがとうございます。
行きたかったなあ、神戸。。。
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